恋は二度目が面白い
〜 天空の鎮魂歌 〜


私自身は楽しんでるけど、どうも世間と楽しみ方が違うコトは自覚していたアンジェ@久路。
アンジェリークでRPGが出たことも知ってたし、FXをプレイした友人作の美麗な便箋も貰ったけど
「ふーん、これが新キャラか…」ぐらいにしか思いませんでした。
ところがプレステに移植されるとのことで、
某友人「プレイしてみろーーー」
某某友人「面白いからーーー」
の大合唱に遭ってしまいました。
「え〜、私はアンジェのRPGは…ちょっと…(おうちもヤギも出てこないでしょう?)」
某友人+某某友人「いいから! 絶対に後悔しないからっ」
「……………」
と、躊躇はしましたが「まあ、これも付きあいの一環」と購入したのが運の尽きだったとは、
この時アンジェ@久路は思いもしなかったのでした――。

はあ、宇宙の危機ですか。ヴィクトール様、お久しぶりです。
迷子を届けて火事に遭って、新キャラさん、こんにちは〜〜〜。

ってな感じのアリオスとの出会い。(ちなみにアリオスとの相性20!)
第一印象は、まぁ、普通。(今更美形では驚かない)
あえて言うなら『素早さ系の剣士』って所がポイント高かったかも。
(オグマよりナバール、ディークよりルトガー(*^^*))

というか、このパーティ(ヴィクトール・メル・ティムカ&アンジェ・アリオス。
ちなみにこのパーティ-アリオス+1でラストバトルまで行ってます(汗))
では戦力として貴重すぎ。やっぱり使える奴のポイントは高いってことです(笑)

そうして、守護聖を全員救出したところで、装備などを整えるために、
なにげなく風花の街へ行きました。

もしも…。
もしもここで風花の街に行かなかったら…。

最初に起こった恋愛イベントが『雪』でなければ…。
物語は違っていたかもしれません……。

風花の街に入った時、アリオスが「早く宿へ行こう」と言ったので、彼との親密度が
一番高かったのでしょうが、おそらくはドングリの背比べだったに違いありません。
(なにしろ相性20。面倒だったのでラブフラッシュしないまま〜〜(笑))
そうして雪イベントは相手を選べられるイベント。
ここで「まあ、日ごろお世話になってるし…」とアリオスを選んだのが
大きな大きな『分かれ道』だったのでした――。

ご存じの通り、プレステ版でのアリオスはパーティから外せません。
そうして最初の雪イベントで他の方々よりも親密度が高くなったおかげで、
以後、宿に泊まるたびにやってくるアリオスの姿。
ええ、もう、これでもかって言うぐらいに(笑) 
各人固有イベント以外は全てアリオスが総ざらえ状態。
これだけ懐かれれば情も湧きます(笑)

ふと気がつけば、アンジェ@久路は恋に落ちておりました――。

さて、アリオスの正体ですが、もちろん気がついていました。
でも「それじゃあんまりベタすぎない?」というのがありまして。
あれほどひつこく思わせぶりにされると
「これは何かもう一つ裏があるに違いない」
と期待をしてしまいました。ですから本当アリオス=皇帝が露になった時は逆に
「えー!? うそ〜、まじ〜、それじゃ余りにお約束すぎるーーー!」
と呆れ、ひっくり返ってしまいました(笑)

RPGとしての天空ですが、難易度は大して高くないと思います。
結構サクサク進めちゃう。
ま、一度ドラゴンにセーブポイントまであと2歩の所で全滅くらったりもしましたが、
ずんずん進んだおかげで、ラストバトルへの扉を開けた時、我がパーティの陣容は、

ヴィクトール・メル・ティムカ・+1(誰か忘れた(汗))&アンジェリーク
特技レベル2!
(ちなみに守護聖の連携技はあるのは知ってましたが、見てません)

このパーティで挑んだラストバトルは………。
皇帝、メチャクチャ強すぎーーー!
(いや、自分が弱すぎ(笑))

どんなに頑張っても与えるダメージは3桁がせいぜい。
(しかも300とか600とかその程度)
かろうじてアンジェの素早さが優っていたから、アンジェがメルに素早さアップ
の呪文を唱え、メルが先見の宝珠レベル2を唱えて1ターン守り、
他の3人が3桁のダメージを与えていく…という非常にみみっちいバトルを展開。
一度はメルが間に合わずブレイクエッジをくらったときには、ヴィクトールのHP1桁を
残し全員戦闘不能。
必死で削ったHPを、マントに包まって回復したときは
「卑怯者〜〜〜!」
と罵りましたわ(笑)
(だって、アリオスの時は回復魔法覚えなかったじゃない!!)
MP補充のティーポットもハーブティも底尽き、コーヒーを毎ターン飲む状態。
 ――ああ、もうコーヒーも無い!
と、リセットを覚悟した時に、
ヴィクトールの剣武陣レベル2・ダメージ3桁(400位)が炸裂したとき……
グラリと皇帝の姿が揺らいだのでした!!

まさしく死闘の1時間。
私のRPG歴の中でも三指に入る激戦ラストバトルと相成りました。
*メチャメチャ長いラストダンジョンの『FF3』
 もうダメかと諦めかけたときに出てきた「うたう」コマンドの『マザー』
 に匹敵します>天空ラストバトル

それゆえ、アリオスエンディングのあのアニメーションも、
ひときわ感激を持って迎えました。
*この経験から「天下無敵なレベル上げも善し悪しだなぁ」と学びました。
 ギリギリのレベルで挑むラストバトルも味なモノ。

こうして(無事に)アリオスに落ちたアンジェ@久路。
しかし、今までの反動なのか、落ちすぎたみたいで、天空ではアリオスエンド以外は
見ていません。それどころか、恋愛イベント第1段階でさえ、つい先日まで見ていなかった
という徹底したアリオスオンリーなアンジェリーカーとなったのであります、はい。

ところで。
1stの後、速攻で2ndプレイをしたエンディングにて。

あれ、あれれ?? なんか1stと違うぞ〜〜〜!

最後の最後で、1stでは無かった、アンジェのモノローグ。
(アリオスの絵が出てきながら、アンジェが「アリオス…もうあなたの
顔を見ることはないのかしら」と呟くアレです)
えええっ! なんで〜〜〜!?
いや〜、びっくらしました。
思わず「アリオスエンドには2パターンあるぅ」と思ったくらい。
1stと2ndの違い。それはラブフラッシュ。
面倒くさがり屋の私は1stではラブフラッシュはしないまま、
つまりアリオスとの相性20のまんまで突っ走ったのでした。
おかげで虹の森で別れる時の親密度は165くらい。口パクはしてましたので
6段階目には入っていたのでしょうが、これでエンディングを迎えると、
アニメは見れてもアンジェのモノローグは無かったのです。
いや〜、ホント、奥が深いです>アンジェリーク



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